さいたま市北区宮原町:なのはな眼科/JR高崎線宮原西口徒歩1分

ドライアイは現代人の病気です。眼の奥の痛み、疲れ、肩こりなど一見眼の乾きが原因とは思えない症状が実はドライアイであることも多くあります。ドライアイの人がコンタクトレンズを装用する場合には注意が必要です。眼の表面が傷つきやすいので、痛みや充血が起こりやすく、ときには重大な病気になることもあります。装用時間に気をつけてもらう他、点眼薬も併用してもらいます。

1. 軽症の人→人工涙液の点眼
2. 時々傷つきやすい人→ヒアルロン酸ナトリウムの点眼
3. 乾く感じが強く、症状の重い人→ヒアルロン酸ナトリウム点眼と人工涙液との併用
4.アレルギーなどを合併する人 →抗アレルギー薬の点眼を適宜併用
5. 涙の蒸発が早い方(Break up time減少型ドライアイ)→ムチンを増やす薬剤の処方
6. 涙液が不足している方→涙点へのコラーゲン注入
7. 涙液が明らかに不足している方→涙点プラグ挿入術

そのほか睫毛の生え際の油の分泌が悪い方では、涙液の質が低下し、涙が乾燥しやすくなっていますので、瞼をホットタオルや蒸気で温める治療法、サプリメントによるドライアイ予防法なども提案しています。
      【治療前】       【治療後】

黄斑とは眼の奥の網膜というフィルムの部分の中心にあり、色や光を感知するもっとも繊細な部分です。加齢黄斑変性症とは加齢によりこの黄斑に老廃物が沈着し、悪い血管(新生血管)が生え、出血することで視力が大きく低下する病気です。近年、視力低下の原因として加齢黄斑変性症は増加の一途をたどっています。加齢黄斑変性症には萎縮型と滲出型があります。萎縮型加齢黄斑変性の本態はRPE, Bruch膜, 脈絡膜毛細血管の加齢性変化です。RPEに加齢による酸化、また喫煙や青色光暴露などの環境因子も関連して酸化ストレスが生じ、貪食された視細胞外接が消化されずにリポフスチンが蓄積したり、ドルーゼンが発生したりします。新生血管の発生がなければ進行は緩徐ですが、いずれ地図状萎縮となります。これに対して滲出型では慢性炎症や虚血などにより脈絡膜に新生血管が発生します。この新生血管から出血して、網膜が障害されます。進行は早く、前駆期、活動期を経て最終的にははん痕期に到り、視力が大きく低下してしまいます。 初期の段階でいかに上手に治療するかが視力を維持する上では重要です。

■ 萎縮型加齢黄斑変性症の治療

萎縮型は老化を進行させないことが重要です。規則正しい食生活や睡眠の他、眼を保護するサプリメントも当院では紹介させていただいております。

■ 滲出型加齢黄斑変性症の治療

滲出型の場合には急速に悪化することがありますので、こまめに診察をして、悪化の兆候があればすぐに治療が必要です。

現在新生血管の作用を抑える薬剤(抗VEGF薬)が国内で複数発売されており、硝子体内に注射をしますが、関連の施設を紹介致します。注射後の診察は当院で行います。

一部の病型では光線力学的療法(PDT)治療が有効であり、治療可能な関連施設を御紹介致します。治療後は当院で診察致します。

白内障はレンズの濁りです。ほとんどが、加齡性変化ですが、外傷や、アトピー、糖尿病など全身性疾患にも伴って起こります。進行を抑える薬を投与する他、患者さんの視力と不自由の度合いをみて、手術可能な施設に紹介しています。白内障を調べるためには通常の顕微鏡検査の他、散瞳剤を用いた精密検査もした方がよいでしょう。

目の網膜は、全身の組織のなかでも、酸素消費量の多い組織とされています。糖尿病は血管が傷んでしまう病気なので、糖尿病により網膜の血管に病変が生じると高度な低酸素状態となり、網膜はダメージを受けてしまいます。たとえ、糖尿病のコントロールがよい人でも10年経つと糖尿病網膜症を発症しやすくなってきます。一度発症してからの経過は速く、10年大丈夫であった人でも次の3年くらいでどんどん悪化していきます。高度な低酸素状態になった場合、網膜の酸素や栄養の必要な量を減らす目的でレーザー治療を行います。

緑内障は日本人の失明原因第1位であり、視野が失われる病気です。 視力は落ちないことも多く、また一度失われた視野が回復することはないため、早期発見が望まれます。

■ 眼底検査と緑内障

緑内障を眼圧だけで評価するのは難しいので、当院では主に検診時の眼底検査で視神経乳頭の陥凹や網膜の色調も評価しています。また、OCTという精密機器を用いて視神経の厚みも評価し、初期緑内障の診断に用いています。

遠くから近くまでいろいろな距離にあるものを見るためには、目の屈折力を変化させる必要があり、そのために、水晶体の厚さを変化させています。これは調節機能と呼ばれ、目の中にある筋肉の働きで行われています。この調節を休ませた状態で見たときに、遠くにある目標が眼底に焦点を結ぶか、眼底より前で結ぶか、眼底より後方で結ぶかで、それぞれ正視、近視、遠視とよびます。便宜上、正視以外を屈折異常と呼んでいます。

遠視では、軽度であれば遠くはよくみえますが、ある程度以上では遠くも近くも見えくいので、眼鏡をかけることによってどちらもよく見えるようにします。近視では、遠くのものを見るときに眼鏡をかけるとよく見えるようになります。ある程度以上の遠視、左右差の大きな遠視を放置すると、子供の視力の発達を障害したり、見えにくいのを我慢していたりすると、集中力に欠けたりします。

成人病としては高血圧、糖尿病が多くなっています。最近、健康志向で健康診断や人間ドックを受ける方も多くなってきました。私も1か月に4000枚の眼底写真をチェックしていますが、写真に撮影されない部分の変化も多いため、時々精密眼底検査を受けた方がよいと思われます。その他、加齢に伴い、白内障、飛蚊症の原因である後部硝子体剥離も増加してきます。また、緑内障は加齢だけではなく、眼圧負荷が年月を経て、視神経を圧迫するために起こるものですが、やはり、加齢とともに進行がみられるようです。

■ 高血圧による眼の合併症

高血圧性眼底;動脈硬化による血管の変性や眼底出血、老廃物の増加
網膜中心静脈分枝閉塞症;血管がつまって、眼底出血を起こします。

■ 糖尿病による眼の合併症

高血圧性眼底;動脈硬化による血管の変性や眼底出血、老廃物の増加
網膜中心静脈分枝閉塞症;血管がつまって、眼底出血を起こします。

糖尿病網膜症

失明原因の第1位。糖尿病発症から10年くらいを経て、発症します。異常な新生血管の増加、眼底出血、老廃物の増加、牽引性網膜剥離に至ります。

血管新生緑内障

茶目のところに新生血管が増えると、眼圧が高くなり、急速に緑内障が進行します。

白内障

通常とは若干違う濁り方をすることがあります。

視神経障害

神経障害の一環で、視神経が障害されます。

動眼神経麻痺

眼を動かす神経が麻痺します。

眼の血管障害

網膜中心静脈閉塞症や網膜中心静脈分枝閉塞症、網膜中心動脈閉塞症や網膜中心動脈分枝閉塞症、前部虚血性視神経症などを起こしてきます。

その他、脳梗塞なども起こしやすいので視野の半分を失うなど、注意が必要です。

 

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